静電気の磁石効果・Ⅰ

寺田 孝

2010年08月27日 19:35

車は走行中、空気を切り裂いて進むので、両側の窓ガラスが空気との

スベリ抵抗を生みます。 ガラスはケイ素が主成分となっているので

スベリ抵抗によって静電気が滞留します。

20分位の走行で両側の窓ガラス部分に、約8万ボルト前後の静電気が

滞留するのです。 静電気の特徴として滞留電圧が3万ボルトに達すると

強烈な磁石効果が発生して、周囲の空気を吸い寄せて、車が通った直後

に乱流のトンネルが形成されるのです。  次回に続く。