EST Official Blog - 寺田　孝

アメリカで、小さな事案ですが自動車業界・損保業界注目の裁判が始まりました。

事案は以下の様なものです。

車のオーナーが半地下の駐車場にバックで車を格納しました。当然ボンネットは、少し上を向いた形になります。

そのボンネットの上が出窓になっていて、そこに電子レンジが置いてありました。その後エンジンが掛からなくなったので

ディーラーを呼んで見てもらった処、メインコンピューターを取り替えなければならないとの事。　そうです、電子レンジの

ノイズによってコンピューターが壊れたのです。　オーナー側は当然クレーム処理を要求しましたが、ディーラー・損保側は

自動車本体の不具合ではないので、実費修理を主張している裁判です。　この判決の行方によっては、電子制御化を

これでもかと進めている、今の自動車メーカーの車の造り方にも少なからず影響を与える事になるかもしれないですね。